アーユルヴェーダ その9 夏の過ごし方
2023.07.31
暑い日が続いていますが
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
前回の、ピッタの内容と同じこともいくつかありますがこの暑さを乗り切るためにもう一度お伝えさせて頂きますね!
アーユルヴェーダでは
この時期、ピッタ(火と水のエレメント)が
乱れがちだと言われています。
ピッタが乱れると
精神的にはイライラしたり
怒りっぽくなったり
肉体的には口内炎や湿疹や
胃もたれ、口臭や体臭が気になります。
アーユルヴェーダでは
同じ質のものが同じ質のものを
増やすと考えられているので
あまり肉体的にも精神的にも
熱くなりすぎるようなスポーツ、
例えば誰かと競争したりすることや
辛いものや熱いものを食べ過ぎるのも
ピッタを増やしてしまいます。
クミン、コリアンダー、アロエベラ
などは熱を冷ます食材なので
積極的に取り入れたいですし
のんびりとした水泳や涼しい部屋でのヨガやストレッチはピッタをバランスします。
また、少し早起きして朝焼けを見たり夕涼みしながら夕焼けを見る事もピッタをバランスしてくれます。
とにかく身体にこもった熱を
うまく巡らせる必要がありますが
冷蔵庫でキンキンに冷えたビールは
ご法度です。
アーユルヴェーダが日常に浸透している
インドの地域ではビールも常温で
飲むそうです。
なぜ冷えすぎたものが
身体によくないのかを
アーユルヴェーダ的にお伝えしている
「アーユルヴェーダその6 アグニ」を読んでみてくださいね。
そして何よりおすすめなのが
大麦です。
大麦といえば麦茶ですね。
昔から夏に麦茶が美味しく感じるのは
アーユルヴェーダ的にとても
理にかなっているのです。
暑くてイライラしているひとを
みかけたら、そっと常温の麦茶を
差し上げてみてはいかがでしょうか?
みなさま、こころもからだも
アーユルヴェーダの知恵を取り入れて
暑い夏を乗り切りましょう!