ヴァータ
ピッタ
カパ

など、アーユルヴェーダで
ドーシャと呼ばれる体質について
聞いたことがあるかもしれません。

アーユルヴェーダでは

すべてのものが
空 風 火 水 土
の５大元素で構成されていると
考えられていて

空 風
のエレメントをより多くもつドーシャ(質)をヴァータ

火 水
のエレメントをよりもつドーシャを
ピッタ

水 土
のエレメントをより多くもつドーシャを
カパ

と呼びます。

それぞれの特徴はまた改めて別の回で
紹介しますが今回はまず

プラクリティ
ヴィクリティ

ということについてお話し
していきます。

人間の体質もこの
ヴァータ ピッタ カパの
いずれがより多くなりやすいかで
体質や身体的な特徴が変わってきます。

ただ

大切な事は

多い少ないはあっても
すべてのひとにすべてのエレメントは
備わっている、ということ

そしてそのバランスはみんな違っているということ。

プラクリティは

本来持って生まれた体質

ヴィクリティは

環境や生活習慣などで
乱れてしまった現在の体質

ということです。

なので、アーユルヴェーダでは
本来の体質(プラクリティ)を知ることで

増えやすいエレメントを
増やしすぎないことを心掛けることが
健康を保つ秘訣だといえます。

そしてそのひとにとっての
ベストバランスは本来持って生まれた
プラクリティであるということなので
自分の体質を誰かと比べたり
誰かのようになりたいと思う必要は
ないのです。

比べるべきは、自分自身です。
自分が本来の自分だけが持ってうまれた
パーフェクトな状態であるかどうか、
だけにフォーカスすることが
アーユルヴェーダ的健康の秘訣だと
私は思っています。

次回はもう少しそれぞれの
ドーシャの特徴を紹介していきますね。

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